織の中のハニー弁護士

 

 

留置所には、グルグルと縛られたハニー弁護士(買収で得た地位とはいえ、実際はまだ署長)がいた。

背中には、アイリーンのムチの跡がくっきりと残っているぞ。そういう趣味なのか。

 

「おまえの署長就任には不正があった。アイリーンの残したUSBメモリに、それを証明できるデータがあった。それ以外にも、おまえやスノーウィーがやってきた悪事の証拠が入っていた。もう、おまえたちは、おしまいだ」

(…アイリーンって、すごいな…)

 

「くそぉ、あのアマァ~。ちょっと遊びましょうって言うから、超美人だし、超スタイルいいし、ムラムラした…いや正しい大人のお付き合いを信じたのに、こんなことになるとは…」

 

アホなヤツだ。相手はアイリーンだぞ。おまえらの手に負えるものか。

 

「ハニー弁護士。明日からキミを本格的に取り調べる。覚悟しておけ。スノーウィーの都知事選立候補の陰謀も、必ずボクが暴いて潰してやるからな!」

「ふふふふ、む~り~」

ハニー弁護士は、そう悪態をついて目を閉じると、スースーと寝息を立てて、狸寝入りを始めた。

 

肝の据わったヤツだが、余裕をこいていられるのも、今のうちだけだぞ!

 

 

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2018年02月24日