れたす辞典【人の欠点を熱心に記録する】前半

『思いやり』と『愛情』が、毒舌や辛口の素だ!
今日のお題
人の欠点を熱心に記録する  (前半)
自分の欠点を忘れるための有力な方法。
一種の心理セラピー手法。

はにれた hanireta

<解説>
実はのところ、人間というものは、他人の欠点などを攻撃することはない。

なぜなら、他人に欠点があるということは、その人よりも自分のほうが『相対的にステキ』だということで、優越感に浸っていればいいだけだからである。

ところが、人間というものは、なぜか人の欠点に厳しいときがある。

そういうときは、だいたい、
『相手のその欠点が自分のイヤな部分にそっくり』
ということを、無意識に理解しているかららしい。

そう、
「気の毒に…」
と思えず、どうにも鼻につく他人の欠点や言動は、意識下に押し込んで忘れていたい、自分自身の欠点なのである。

だから、そういうものを見ると気に障るし、攻撃的になる。

ヘイトスピーチとか、いじめとかを熱心に行うエネルギーは、他人に向けられているようだが、実は自分自身に向けられている。

そういう人は自分が嫌いで自分を攻撃したいのだが、自分を客観的に見る能力も、自分を批判する強さもないため、ほぼ安全な相手に対して、多数で攻撃をする。

見てて、わかるでしょ?

後半に続く

 

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2019年03月11日