れたす辞典【それ、ホント!?】

『思いやり』と『愛情』が、毒舌や辛口の素だ!
今日のお題
それ、ほんと?
思いがけなく(あるいは予想通りに)、自分に都合の悪い事実や評判を聞かされたときの態度。
たいがいの場合に、それらは本当のことだから反論できない。
<解説>
あなたが他人のことを悪く(たまに良く)言ってるのと同じことを、あたりまえだが、他人もあなたについて言っている。

自分についての良い評判なら、それが間違いであっても放置するだろうが、悪い評判のほうは、それが嘘でも本当でも放置できない気持ちになる。

確かに…世の中には時に性根の腐った虚言癖の権化のような人がいる(らしい)が、そういう特殊な愚者は除いて、だいたい世間の自分への評判というものは、自分が思っているより悪いと思っていたほうが良いようだ。

つまり、人間は誰でもたいがい『うぬぼれている(正しい自己評価ができない)』ということらしい。

心理学の調査によると、
「あなた(の人格、能力など)は、平均値より上ですか下ですか?」
という質問には、70%くらいが、
「平均値より、上」
と答えるそうだ。

平均値より上は、まあ50%だから、70%のいるのは変でしょ?

そして、(人格は判定しにくいが)、実際の能力が平均値より下の人は、自分を平均値よリ上と考える傾向があり、平均値より上の人は、自分を平均値以下と考えるそうだ。
【ダニング=クリーガー効果】

楽しく生きるには、評判を気にしないほうが良いということになる。

えっ?
変な奴が、事実無根の自分の悪口を言いまわってるかもしれないって?
もちろん、そういう可能性は、ある!

とはいえ…、
それと同等か、それ以上の可能性として、『それが実態』ということでは?

おいおい、どっちかわからないじゃないか!って?

自分以外の人間の評判(噂)のことを考えてみれば、わかるでしょ?
だいたい、そのとおりでしょ?

はい!
評判など気にせずに、生きましょう!

 

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2019年05月27日