れたす辞典【考えすぎじゃない?】

『思いやり』と『愛情』が、毒舌や辛口の素だ!
今日のお題
考えすぎじゃない?
「お前の能力では、いくら懸命に考えたって何も良いアイデアも方針も浮かばないだろう」と同情されている状況。
<解説>
そもそも、『過度に考えている(熟慮に熟慮を重ねる)』というのは、どういうことなのか?

それは、『なにも思い浮かばない』ということである。
考えてなどいないのである。

一般人にとっては、それはただの、『考えるふり』?

しかし、偉大な方々は違う。

偉大な方々の自伝や伝記を読んでいると、かたちは異なるものの、次のようなことが書いてある。

『私は考え続けた。来る日も来る日も、昼も夜も一日中、眠っているとき以外は、そのことを。
にもかかわらず、まったく私の頭の中にも、精神の中にも、さっぱり何も降りてこなかった。

しかし、辛くとも。そのようにして集中して考え、思考の暗闇の中で過ごしていると、ある日ふと、どこからか光が射してくるのである。人はその瞬間のために苦悩するのである。

突然の光明を見出した時、私は思わず、こう叫んだ。
「そうか、そういうことか!」

ひらめきを得れば、あとはそれを形にするだけなのである』

ポカ~ン…。
なんのことだ?
そう思う人は、天才ではないが素直な善人である。

そうなんだよなぁ。
オレにも時々そういうことが…。
そう思う人は、(一握りの本当の天才をのぞき)何か勘違いをしている人である。

 

<--前 Home 一覧 次-->

<スポンサーリンク>


2020年02月27日