【広島弁04】「がっそう」 髪の毛が多くボサボサ

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広島弁備後弁の女子言葉編
名文備後弁訳 編


広島弁(安芸弁~備後弁)~岡山弁(備中弁)講座04

【がっそう】 髪の毛が多くボサボサ


 

あのセサミストリートからバートがボクのところにきて、しょっちょうボクにちょっかい出す。

それが迷惑だって話を以前したんだけど、そのバートの精神不安定の原因が、このアーニーさ。

 

そこでボクは、ある事件の関連捜査で話を聞きたいと言って、アーニーを呼び出して、バートをからかわないでくれって頼むことにした。頼むというか、「ボクのお願いを聞かないと別件逮捕するぞ!」と暗に職権乱用ぎみ(…”ぎみ” であって、あくまでも乱用手前!)に言った。

 

ただ頼んでもダメだろうから、ボクの隠し芸?である理髪技術を使うことにしたんだ。

実は【れたす】の親戚に、テレビでもお馴染みの『カリスマ・スタイリスト』がいるんだよ。ボクは彼に、ヘアー関連のテクニックを習ったのさ。

 

アーニーの頭は、【がっそう】だからねぇ。

これをカッコよくするには、カリスマ・スタイリストに教えてもらったテクニックが必要さ。

ん?がっそう?

 

そうそう、【髪の毛が多くてボサボサ状態】を、備後弁では単語一言で【がっそう】というんだよ。

ひとことで言えるなんて便利でしょ?覚えておいて。

(覚えても使うことはないだろうけど…)

 

アーニーの回答は、

「やだ!」

だってさ。困ったなあ。

 

腹いせに、五厘刈りの丸坊主にしてしまおうか、と思ったけど、やめといた。

アーニーは別に悪気もないし、バートが好き。バートもアーニーが好き。そしてボクは、その二人が好き。

まあしょうがない、これからも今まで通りでいいかなって、思うことにしたよ。

 

標準語 広島(備後)弁
髪の毛が多くて
ボサボサ
がっそう

 


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2017年11月25日