対談<003-9>イエスは神を信じれない?<テッド・ニーリーの絶唱> その9


ゲスト グノーシス・佐藤・シンチャイ
略歴 イタリア系オランダ系日本人。北海道厚岸で生まれ、仏教タイで育ったブッディスト。米国留学中に、ブロードウエイで、ロックオペラ『ジーザス・クライスト・スーパースター』を観たことからキリスト教と仏教の二股信仰となる。1966年からタイの大学で教鞭をとる。1970年にタイ人の妻との結婚を機に、妻の「雪が降る所に住みたい」という希望で日本に帰国。現在、日本仏法キリスト大学学長。著書多数。74歳。

イエスは神を信じれない?<テッド・ニーリーの絶唱> その9

  れ=れたす、G=ゲスト
いやぁ、今日は先生にいろいろ伺うことができて、たいへん楽しく有意義でした。やはり、長年深遠な神の世界、仏の世界について真剣に取り組んでこられた先生の
見識とご人格に深い敬意を感じる次第です。
G いえいえ。
そういえば、プロフィールを見せていただいたときに気づいたのですが、先生は奇遇にも、テッド・ニーリーと同い年ですね。
そうなんですよ。
数年前、私がヨーロッパ各地で講演旅行をしていたときに、たまたま、アレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona:イタリア・ヴェローナにある古代ローマ時代の円形闘技場)で彼の舞台を観ることができたんですよ。
テッドは、70半ばというのに、声は全く衰えていませんでした。圧倒されました。
テッドと、親しげに呼ばれましたが?
G ちょっとしたツテがありまして、まあ舞台のプロデューサーに大金を渡したという下劣なツテなんですが…。
その金の力でテッドに直接会えまして…。
初版サウンドトラック版のCDパッケージにサインをしてもらいました。
これは、すごい価値がありますよ。世界中にファンがいますからね。
うらやましいですねぇ。ライブを観て、直接会えて、貴重な品にサインしてもらって、いまやマブダチですかぁ。
今、そのサイン入りCDをネットオークションに出してみてるんです。
だいぶ儲かりそうです。
あなたもそんなにファンなら、入札されたらどうです。
値が吊り上がると、私もウハウハですから。
あ、じゃあ、私はこのへんで失礼。

え、ヤフオク?
売るの?
そ、そんな貴重なものを売るの?
今日の熱い対談は何?
え、今すぐここで50万円出せば、オークション抜きで売ってくれるんですか?
値上がりしそうだし、買おうかなぁ。
ぶつぶつぶつ…。
  (この対談、終了)

 


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2018年12月09日