【備後弁81】「アカメン、アカメンツー」 アカテガニ

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広島弁備後弁の女子言葉編
名文備後弁訳 編

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広島弁(安芸弁~備後弁)~岡山弁(備中弁)講座81

【アカメン、アカメンツー】 アカテガニ

 

今日は、サイト主宰者【れたす】が担当します。

 

この【アカメンツー】は、【アカメン】と呼ぶ人が多いようなのですが、私や私の弟は、やはり【アカメンツー】で、【ツー】がつかないと、なにやらピンときません。

 

あ、そうそう。

私の弟は、超がつくほどの『カニ嫌い』。

幼いころ海で遊んでいて、悪ふざけした大人に、ワタリガニを頭の上に乗せられた恐怖が強烈なトラウマとなってしまったのです。

 

可愛そうな、弟。

でも、カニのあの形が嫌いでも、カニの身だけになったら、食べれるのかな?

 

そういえば…『ワタリガニ』のことを、【ガンゾウ】とか【ガゾウ】と呼んでいたような記憶があります。

これはちょっと、LINEの同窓グループで訊いてみて、確認がとれたら、ご紹介するかもしれません。

 

さて、私は子供のころは、海の近く(あるいは汽水域の河口近く)に住んでいたことが多かったので、幼少のころから、カニといえば、この【アカメンツー】。

 

子供のころは普通に素手で捕まえてました。

ハサミで攻撃して抵抗しますが、上から押さえるように堅い甲羅の左右端をつかんでしまえば、こっちのものです。

 

大人は、こいつをタコ釣り?の餌にしてたようです。

それとも、タコ壺に入れておくのかな?

 

カニだけあって、数センチと小さいけれど、ハサミで挟まれると、かなり痛いです。

 

ネコが、よくこのカニで遊んでいました。

鼻とか前足とか、挟まれると思うんだけど、狩りの本能なのか、遊びの本能なのか、家の中まで持ち込んでいました。

 

このカニは陸上生活ができるので、本当に海が近い家だと、たまには自ら歩いて家に侵入することもありましたが、普通は土間とか1階だけです。

 

でも時に、2階の布団の上を歩いていたりすることもよくありました。

これは飼ってたネコがくわえて運んできてたものですね。

 

カニが自分で上がってきたんじゃないかって思うこともありましたけど、まさか、数センチのカニが階段を上がってこれないでしょう。

というか、そうまでして人家の2階に上がってくる理由がありませんから、やはりネコでしょう。

 

幼いころは、一人で海に遊びに行けないのですが、住んでいる場所が海や河口が近いので、海のそばをしょっちゅう通ります。

 

すると、こやつらは護岸でワサワサと群れをなしてました。小さなカニですから、数が多いと、ちょっと気味悪い。

 

この【アカメンツー】と(もっと不気味な)フナムシ達のワサワサ・カサコソという動きを、瀬戸内の沿岸部に住んでいる者は、幼児の時から見ているわけです。

 

だから、【アカメンツー】には、トンボとかカエルとかより親近感があります。

好きということじゃないですけどね。

 

今はどうなってるのかな?

あの海や護岸は…。

 

アカメンツー】は、いるのかな?

 

標準語 広島(備後)弁
アカテガニ アカメン、アカメンツー

 

アカテガニ(赤手蟹)
学名 Chiromantes haematocheir は、十脚目ベンケイガニ科(旧分類ではイワガニ科)に分類されるカニの一種。
東アジアに分布する中型のカニで、海岸周辺の湿潤な区域で見られる。
中国東部、台湾、朝鮮半島、日本列島に分布する。日本では本州から南西諸島までに分布し、海岸や川辺に多く生息する。
海岸や川辺の岩場、土手、石垣、森林、湿地等に生息する。
成体は甲幅30mm前後に達し、オスの方がメスより大きい。頭胸甲は厚みのある四角形。
(wikipedia)

 

<会話例1>

標準語
広島備後弁
昨日寝てたら、枕元にアカテガニが歩いてたよ。
          ↓
昨日寝とったら、枕元にアカメンツーが歩きょ~た。
ははあ。ネコが遊んでて、そのまま持ってきたんだな。
          ↓
ははあ。ネコがかもうとって、そのまま持ってきたんじゃろ。

 

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2019年01月24日