対談<006-3>邪馬台国と卑弥呼 3
ゲスト | ハニー弁護士 |
---|---|
略歴 | 西都原(さいとばる)古墳に生まれるが、幼少期に吉備(きび)古墳群に移住。その後機内の古墳に移住。弁護士。ハニー族出身。新知的埴輪類。 |
邪馬台国と卑弥呼 3
れ=れたす、G=ゲスト | |
---|---|
れ | どうかされました? |
G | 『東日流外三郡誌』というのをご存知でしょう? |
れ | 『戦国三国志』? |
G | いえ、『つがるそとさんぐんし』 |
れ | ああ、『東日流外三郡誌』。偽書ですね。 私はそういうことは知らずに、大学生のときに『東日流外三郡誌』を取り上げた書物をいくつか読んで興奮した過去があります。エキサイティングな経験でした。 私はその後、その流れでいろいろ多種多様な古代史関係のものを読んでいた時期があるんです。面白かったですねぇ。 でも結局、『東日流外三郡誌』は偽書だったわけで…。 |
G | そうです。あれは偽書でした。 もちろん陰謀論を信じている人がいて、偽書だというのがウソだという意見はいまだにありますけどねぇ。 (『偽書「東日流(つがる)外三郡誌」事件』斉藤 光政著 参照) |
れ | 陰謀論は、いつも魅力がありますものねぇ。 |
G | そういう偽書騒ぎの余波で、私の本家の古文書も偽書ではないかと疑われましたね。 私の本家の古文書だけでなく、その影響で、当時流行っていた、いわゆる『古史古伝』が全部疑われちゃったわけです。 どうせ全部偽書だろうって。 |
れ | ああ、そうでしたね。超古代史研究者にとっては大打撃でした。 |
G | ええ。 |
(つづく) |
<--前 | Home | 一覧 | 次--> |
<スポンサーリンク>