対談<006-2>邪馬台国と卑弥呼 2


ゲスト ハニー弁護士
略歴 西都原(さいとばる)古墳に生まれるが、幼少期に吉備(きび)古墳群に移住。その後機内の古墳に移住。弁護士。ハニー族出身。新知的埴輪類。

邪馬台国と卑弥呼 2

  れ=れたす、G=ゲスト
かつて、卑弥呼古墳は西都原古墳群の中にあるという説がありましたね。
その古墳は魏志倭人伝の記述で『卑弥呼古墳が円墳』であるというのと合致するため、それを世間に知られたくない勢力が、そこに簡単な土木工事をして前方後円墳もどきにして誤魔化した、というニュアンスだったと思いますが、その件はどうですか?
G 私の家の家伝には、そのことはなかったですね。
その墳墓改造うんぬんのお話は、たしか明治時代のことですよね。
私の家系は分家のまた分家でして、もしかしたら本家筋には、それについての言い伝えがあるのかもしれません。
分家のほうには、そういう古文書はないのですか?
G ないですね。
そういう古文書を保管していた本家は、高度成長期の土地バブルのときに、広範囲の古墳を潰して大規模な住宅開発をする投機話に乗って失敗してしまい、夜逃げしてしまいました。
あらら。
G たぶん、先祖の霊が激怒したのだと、親戚一同でささやいておりました。
そのときに本家の重要な文書は愛好家や古美術商などに売り払って散逸してしまった、と聞いております。
それは残念ですねぇ。
ハニーさんのご本家は、古代から続く名門中の名門。
きっと古代史の謎を解くような文書がたくさんあったはずです。
G …。
  (つづく)

 


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2019年01月12日