れたす辞典【君が頼りだ】

『思いやり』と『愛情』が、毒舌や辛口の素だ!
今日のお題
君が頼りだ
おまえにやらせてみるが、失敗したら、おまえの責任だぞ。
成功したら、良い指示を出し、おまえを見込んだオレの手柄なんだけどさ」
という意味の激励っぽい罠(わな)。
<解説>
これに類似する言い回しは、いろいろある。

「君の能力を信じているぞ」
とか、
「君ならできる(君しかできない)」
君の意見が欲しいんだ
とか。

どれもこれも、言われたら迷惑なことである。

「そんなに信じてくれるんなら、オレを昇進させて、あんたが降級してオレの部下になればいいじゃん」
と、突っ込みを入れるべきだろう。

あるいは…。
あなたが自分の能力のレベルをしっかり把握できている人なら、次のような反応になるだろう。

「こいつったら何を言ってるんだ?
そもそも、お前も含めて、この会社に有能な人間がいるかよ。
無能なオレにそんな期待をするなんて、どうかしてるぜ。
自分が無能だから、自分の部下の無能さも把握できないのかよぉ。

あ、そうか。だからこの会社は伸びないんだな。この会社には先がないな。もう辞めるか」

とはいえ、こういうことに気づくなら、会社というルーチンワークには不向きでも、基本的な能力はありそうだけど…。

 

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2019年03月13日