れたす辞典【疑心暗鬼】

『思いやり』と『愛情』が、毒舌や辛口の素だ!
今日のお題
疑心暗鬼
自分のことを棚にあげて、相手の不誠実さのほうを懸念する姿勢。
一般人の常識的な態度。
<解説>
【疑心暗鬼】とは、
『何につけ、疑ってかかると、ありもしないものが見えたり、妄想にとらわれることになる』
というようなことである。

そもそも、
『信じる』
ということは、どういうことか?

これには二通りある。

一つは、相手が自分で言った(約束)したことを守ると信じること。
一つは、自分が勝手に、相手を信じること。

最初のほうは、相手が人間だったり集団(国家・会社等の組織)だったりするが、要するに『(相手が明確に述べた、あるいは文書化された)契約』である。

契約というのは、古くは『旧約聖書』があるが、これは神の都合で?(あるいは人間のあまりの不出来が原因で?)ホゴにされ?、『新約(聖書)』となった。

神の約束さえ守られるかどうか疑わしい(人類滅亡時に明確になるらしい)ので、人間(あるいは人間集団)の契約(約束)など、信じるほうがムリであろう。

もう一つのほうは、単純に妄想である。

勝手に自分の都合で信じたいから信じてる、というだけだから、妄想である。

だから、実際の世界では【疑心暗鬼】が横行する。
まったく生きにくいものである。

とはいえ、人と人の信頼関係というものは、ある。
ただし、それはある種の相性なので、宝くじのようなものだと思う。

 

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2019年03月14日