【疑心暗鬼】とは、
『何につけ、疑ってかかると、ありもしないものが見えたり、妄想にとらわれることになる』
というようなことである。
そもそも、
『信じる』
ということは、どういうことか?
これには二通りある。
一つは、相手が自分で言った(約束)したことを守ると信じること。
一つは、自分が勝手に、相手を信じること。
最初のほうは、相手が人間だったり集団(国家・会社等の組織)だったりするが、要するに『(相手が明確に述べた、あるいは文書化された)契約』である。
契約というのは、古くは『旧約聖書』があるが、これは神の都合で?(あるいは人間のあまりの不出来が原因で?)ホゴにされ?、『新約(聖書)』となった。
神の約束さえ守られるかどうか疑わしい(人類滅亡時に明確になるらしい)ので、人間(あるいは人間集団)の契約(約束)など、信じるほうがムリであろう。
もう一つのほうは、単純に妄想である。
勝手に自分の都合で信じたいから信じてる、というだけだから、妄想である。
だから、実際の世界では【疑心暗鬼】が横行する。
まったく生きにくいものである。
とはいえ、人と人の信頼関係というものは、ある。
ただし、それはある種の相性なので、宝くじのようなものだと思う。
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