広島弁訳名文<021>シャーロック・ホームズの名言2

広島弁女子言葉編 広島弁講座
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今回は、シャーロック・ホームズのその2です。

シャーロック・ホームズの名言その2
広島弁訳
事件の外見がいなげに見えりゃ見えるほど、
その本質ちゅうのは単純なんじゃ。
平凡なツラほど見わけにくいようにのぉ、
ありふれとる犯罪ほど、ほんまはいたしいけぇの。

見んにゃいけんとこを見んけぇ
じゃけ、大切なもんを見落とすんじゃ。

できんことをほかして、最後に残ったもんが
どが~に、おかしゅ~ても、それが真実じゃ。
いなげ→ 奇妙、いたしい→ 難しい、やっかい、
ほかす→ 捨てる、どが~に → どんなに
おかしゅ~ても → へんでも

 

シャーロック・ホームズの名言その2
原文
(勝手ながら、WEB表示用に、文の区切りや段落は管理人が変更しています)
事件の外見が奇怪に見えれば見えるほど、
その本質は単純なものだ。
平凡な顔ほど見わけがつきにくいように、
ありふれた犯罪ほど、本当はやっかいなんだよ。
(シャーロック・ホームズの冒険 赤髪組合)

見るべき場所を見ないから、
それで大切なものを全て見落とすのさ。
(シャーロック・ホームズの冒険 花婿失踪事件)

不可能を消去して、最後に残ったものが
如何に奇妙なことであっても、それが真実となる
(緑柱石の宝冠)

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2019年04月05日